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雑学・知識
馬がエンジン?インポールソリア
1850年にロンドンでとても変な機関車が動き出しました。
その機関車、動力は蒸気ではなく、なんと動物の「馬」だったそうなのです。
その機関車、動力は蒸気ではなく、なんと動物の「馬」だったそうなのです。
なるほど、ベルトを車軸と連結し、その上で馬を走らせて、動力を車軸に伝えて前に進む列車と言うことですね。
たしかに、レールや枕木などが敷かれた線路上は馬は上手く走れないはず。しかも、馬が止まれば、馬は荷物に轢かれてしまうかも知れません。
これなら、確かに馬は走れます。
しかし、単純ですが、なんかスゴイ…
この発想自体は、新しいモノではなく、イタリアで考えられ、イタリアやフランス、スペインなどでも製作されましたが、どれも失敗だったと言うことです。
それが、産業革命の先頭を走っていたイギリスが成功させます。
馬力は2馬力か、4馬力。つまり、馬を二頭乗せるか、4頭乗せるか選択することが出来たそうです。
そして、最終バージョンになると、なんと時速25km~35km位出たそうで、当時の蒸気機関車に迫るスピードだったとか。
ギアやニュートラルがあり、馬がめちゃくちゃがんばらなくても良いように設計されていたそう。
そして、何より特筆すべきは、そのコストパフォーマンスだったそうです。馬には牧草をあげれば良いだけなわけですし…
しかし、どうにも実際走っていたとする記事が見つかりませんでした。
やっぱり、この奇妙なベルトの上を馬が走るのは、危なかったのかなぁ…?
或いは、馬力の問題でしょうか?
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