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政治・社会問題

イスラエル・ガザ、停戦!?

【速報】イスラエル、ガザ、停戦か?/戦争動画(戦争の真実)
(おとな向けサイト)

 フランスのサルコジ大統領が、イスラエルとパレスチナが、エジプトとフランスの停戦案に応じたと発表した。


 前日、イスラエルは態度を硬化させていると各誌で報じられていた、その矢先の話だ。
 ロイターの報じている「パレスチナ」というのが引っかかる。もちろん、「パレスチナ」と「ガザを実質的に支配しているハマス」は敵対している。ハマスの動向がはっきりしないとも伝えられている為、楽観視は出来ないかもしれない。

 イスラエルは実は、どちらかといえば現パレスチナのアッバス議長の方を支持している。ハマスがガザ地区を支配したことで、イスラエルは態度を硬化させているのだ。

 当然と言えば当然だ。ハマスはパレスチナ(イスラム)においては極右派で、今後ともイスラエルと中良くする来は無いという考え方で、テロやミサイル攻撃を再三イスラエルに仕掛けている。一方のアッバス議長は晩年のアラファト議長の流れを汲む穏健派だからだ。

 興味深いのは、フランスとエジプトだ。フランスはもともとイスラエルを支援していた歴史があるが、それを反故にし、イスラエルとの距離を置いたまま現在にいたっていることだ。
 エジプトは、周辺アラブ諸国同様、イスラエルからのイスラム教徒難民の受け入れに積極的では無いということ。つまり、周辺のイスラム教国がイスラエルのイスラム教徒難民を受け入れないから、現在イスラエルの国内がイスラエルとパレスチナに分裂していると言うことだ。

 いま、世界各国でイスラエルに対する非難が高まっているが、その波にに乗った形になる。
 まあ、両国ともどんな思惑があるにせよ、お手柄だ。ガザが、一旦停戦に従う可能性も有る。正念場はここからかも知れない。


 しかし、イスラエルはどうしてもはや「虐殺」と言っても過言では無い政略を取りつづけたのか。イスラエルの「やりすぎ」「暴走」はちょくちょく言われていることだ。
 今のイスラエル、ガザは双方とも確かに「悪」と言えるかも知れない。しかし、もしかしたら、キリスト教(ユダヤ教ではなく)、イスラム教の対立の悲惨な被害者の縮図なのかも知れない。
 イギリスや、戦勝国主導で行われたイスラエル建国。ヨーロッパは、嫌いなユダヤ教徒をアラブに、いや、3宗教の聖地に「追いやり」…

 うまくは表現出来ないが、イスラエル(パレスチナ)にはとてつもない、キリスト教国による皮肉と差別と悲哀が隠された国なのでは無いか…
 多宗教、多民族により、多民族が仲良く暮らす事を望んでいたはずのイスラエルは、いつからこのようになってしまったのだろう。どうしてこのようになってしまったのだろう。

 エジプトとフランスにより、停戦に応じたイスラエルとパレスチナ。
 キリスト教とイスラム教の戦争の縮図と言われるイスラエルとパレスチナ。
 人工の国、イスラエル(パレスチナ)

 もしも、万が一にでも、イスラエルがアラブ諸国の言動にも西欧諸国の言動にも動じない多民族国家を、多宗教同居国家を「この虐殺とテロと差別を許しあって」形成できた時、本物の聖地、神の国として、世界の中心を担うことになるかもしれない。


■戦争の真実をそのままに…
戦争動画(戦争の真実)




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