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超常科学
ロシアにもある「ロズウェルUFO墜落事件」
ウラル山脈に登った9人の経験豊かなスキー登山隊が遭難する事件がありました。
しかし、それはただの雪山の遭難とは、少し状況が異なっていたのです。
まずおかしいのが、彼らの遭難現場の惨状でした。
２月２６日、最初に見つかった5人の遺体は、一人頭蓋骨に若干のヒビが入っている状態（致死傷とは考えられない）の他は、特に外傷なども見られず、低体温、凍傷で亡くなったと見られていたのですが…
彼らは裸足で、しかもテントから麓のベースキャンプに向かって「逃げるような」格好で倒れていたと言います。衣服も下着しか着ていなかったというのです。
テントも酷く破壊されていました。
そして５月４日、5人の遺体が発見されてから2月も経った後、さらに、残りの4人の遺体が発見されたのですが、その惨状がさらに奇妙でした。
テントのそばの谷の下で、4メートルもの雪の下に埋まっていたそうです。
4人のウチ3人は、致命傷に至る損傷が確認されました。一人は、激しい頭蓋骨骨折、そしてもう一人は胸の骨が折れていました。非常に激しい、交通事故並みの損傷だったにも拘わらず、外傷がなかったというのです。
そして、一人の女性は、「舌」を失っていたそうです。
最初に疑われたのが、そこに住む原住民の「マンシ」の人々が、自分たちの神聖な土地を犯したとして虐殺に及んだのではないかと言うことでしたが…
まずは、足跡が登山隊のものしか確認できなかった、交通事故のような酷い傷を、どうやって外傷を付けずに負わせることが出来たのか、そして、最大の疑問、彼らの衣服から高濃度の放射能が検出されたことで、その疑いは否定されます。
どうして、雪山の遭難事故で、高濃度の放射能が検出されるのか。
兎に角も、遭難した彼らには、普通の人の手では負わせることの出来ない、なにかとてつもない圧力をかけられたのは確かだったようです。
この奇妙な事件ですが、ひとつ、科学的に証明できる現象があります。
彼らが遭難し倒れたとき、衣服や靴は、まるで脱ぎ捨てたかのような状態だったと言うことですが、これは、人間が低体温症に陥ったときに起こりうる現象なんだそうです。
そう、低体温症で錯乱すると「矛盾脱衣」と言われる行動を起こすことがあるそうなんです。感覚が麻痺して、寒いのか暑いのか分からなくなるのかも知れません。
その時の天候は、およそ－20度～－30度だったと予測されていますが、キャンプ内も温度が下がっていたと言うことは十分考えられることです。しかも、当初予定されていたベースキャンプへの連絡も無かったと言うことで、その日のうちにベースキャンプからは救難要請が出されていたそうです。
そう、本当はキャンプ予定地点は、峠をこえたもっと先にあるはずだったのに、発見されたのは、その峠の前の斜面だったそうです。
天候が激しく変わり、やむなく予定地点より前でキャンプを設営したと考えられているのです。
しかし、発見された状況は、普通の遭難とは思えない、テントから、何かから逃げたとしか思えないような状態。そして放射能。
1961年当時は「ソビエト」時代で、情報規制が強く、伏せられ、そしてソ連崩壊とともに失われた情報も多数あると考えられています。
当時の職員の告白、と言うのもいくつかあり、元警察官のイヴァノフ氏は、「高速の球体」を目撃したことを、当時の高官から口止めされていたと告白しています。
また他にも、確認が取れない、或いは操作で無視されたと考えられる証言もいくつか存在しています。
＊遺族の証言。被害者の皮膚に、奇妙な茶色い、斑点になっている日焼けのような跡があった。
＊気象サービス、軍など。現場付近で「高速の球」を見たという複数の独立した証言がある。
＊多くの鉄くずのようなものが現場にあったとするレポートがある。
どちらにしても、事件の真相は解決しておらず、小説、映画などでも多数語られているそうです。
参考：Dyatlov Pass incident - Wikipedia, the free encyclopedia
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